沖縄で日本酒の造りを行うNOMU醸造所について

沖縄で日本酒の造りを行うNOMU醸造所について

沖縄で日本酒を造ってる?

 

私たちNOMU醸造所は沖縄県で初めてとなる「その他の醸造酒製造免許」を取得しクラフト酒を造っているとても小さな酒蔵です。

「清酒」と呼べない理由は現在日本国内では清酒を造るための免許が発行されておらずそもそも新規の参入で清酒を造ることが出来ません。既存の酒蔵を買収するなど方法はいくつかございますが、私たちはあえてその道を選ばず、その他の醸造酒製造免許を取得し清酒の製造技術をベースに沖縄で酒造りを行っています。

 

その大きな理由は、沖縄にあるとても豊富な資源を活かすためです。

私たちが取得した製造免許で出来る表現の幅は「清酒」の定義である米、米麹、水のみの原料を用いてそれを濾したものという範囲にとどまらず、副原料として果物やハーブなどを添加することで新たな日本酒の造りに幅をもたせることでこれまでになかったお酒が出来上がります。

 

原料は日本酒と同じ、米、米麹、水をベースに酵母や種麹に至るまで清酒と全く同じですが、それらに加えて果物やハーブを使用します。

ですので、日本酒(清酒)を造っているのではなく、私たちは日本酒の造りを用いて新たなお酒の表現をするクラフト酒ブリュワリーとして活動しています。

 

私たちの立ち上げの経緯と想い

 

現在、47都道府県で唯一沖縄だけ日本酒の蔵がありません。(※R8年9月時点)

以前は1つだけありましたが、現在は無くなってしまいました。

私たちに出来ることはないか?そのまま日本酒造りの文化を無くしてしまっていいのか?

様々なことを考えました。

沖縄には泡盛という素晴らしい酒文化があり、絶対に次の世代へと受け継がなけらばならない大切な文化です。

同じように沖縄で行う日本酒造りという醸造文化も大切に次の世代へ繋いでいくことで、人と人が繋がるきっかけを残すことが出来るのではないかと考えています。

 

私たちが造るクラフト酒にはたくさんの農家さまにご協力頂いて一本のお酒になります。

お米農家さま、果物農さま、ハーブを作っている農家さま、お茶農家さまや養蜂をされている方々など本当に多岐にわたりたくさんの繋がりとご協力を頂いています。

沖縄県内には素晴らしい資源がたくさんあり、私たちはそれらを活かしクラフト酒にすることで農家の皆さまが大切に育てた作物を世界へ届けたいと想っています。

小さな酒蔵であるためたくさん造ることは難しいですが、「遠くまで届く」力強くてたくましいお酒を造ることが目標です。

最後に。

NOMU醸造所では沖縄で収穫されたお米、シークワァーサーやマンゴー、パイナップルなどをメインに様々な副原料を用いて日本酒の造りをベースに醸造しています。

そのどれもが台風や海風による塩害などを乗り越え元気に育った大切な原料です。

収穫時期に合わせて農家さまのもとへ足を運びみんなで新鮮なうちに収穫しお酒にしております。

沖縄の季節感が味わえるお酒となっておりますので、ぜひ一本手に取ってお楽しみくださいませ。

みなさまの食卓が明るくなることを心より願っております。

NOMU醸造所 代表  玉城 

ブログに戻る